2009-04-07 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
これほど厳しい防疫体制を取る理由というのは、結局、この鳥インフルエンザが鳥だけにとどまらず、鳥から人に感染するおそれ、それからまた鳥の中で弱毒性から強毒性へ変異するおそれがあるということで、やはり事前に封じ込めようということでこれだけ厳しい措置がとられていると思うんですけれども、これ、高病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針の中に、前段では家禽について書いているんですけれども、弱毒タイプ
これほど厳しい防疫体制を取る理由というのは、結局、この鳥インフルエンザが鳥だけにとどまらず、鳥から人に感染するおそれ、それからまた鳥の中で弱毒性から強毒性へ変異するおそれがあるということで、やはり事前に封じ込めようということでこれだけ厳しい措置がとられていると思うんですけれども、これ、高病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針の中に、前段では家禽について書いているんですけれども、弱毒タイプ
委員御指摘のように、平成十七年でございましたけれども、茨城県及び埼玉県におきまして発生いたしました高病原性の鳥インフルエンザにつきましては、弱毒タイプのウイルスによるものでございましたけれども、徹底した防疫対策を講じますとともに、専門家による感染経路究明チームにより調査を実施したところでございます。
平成十五年に防疫マニュアルができて、平成十六年に昭和二十六年にできた家畜伝染病予防法に基づく防疫指針が改められて、さらに、平成十八年に茨城の弱毒タイプの鳥インフルエンザの発症に基づいてまた改正されて、ことし、宮崎と岡山の発症に関連してまた改正されるわけでありますが、このように改正に次ぐ改正ということは、これは現場の状況をよく見ていなかったんではないか、私はそのように思います。
平成十七年六月以降、茨城県を中心に発生いたしました弱毒タイプの鳥インフルエンザ、全四十一事例ございました。 これにつきましては、発生から十例目までにつきましては、その前年、平成十六年に発生した、これは強毒タイプでございましたが、この防疫措置に倣いまして、抗体陽性のみであっても疑似患畜として殺処分してきたところでございます。
○中川政府参考人 今回の茨城県の弱毒タイプの高病原性鳥インフルエンザについての感染究明でございますけれども、六月ごろからこの感染というのは確認をされました。私ども、昨年の七月に専門家の方々に集まっていただきまして、感染経路の究明チームを立ち上げまして、十月にはその中間取りまとめが行われてございます。
そういった本当に弱毒タイプであったということではありましたけれども、今後強毒タイプのインフルエンザウイルスが発生する可能性は否定できないわけです。 そういった中で、H5N1の強毒株、もしくはそれが変異をして人から人への感染の可能性のある新型インフルエンザ等が確認をされたというような状況を想定した対応というのはどのようになっているのか。 まず一点目。
そういった意味で、政府としても、改めて、今回のような弱毒タイプじゃない、今回のような、はっきり言うと、いわゆる健康被害が起こりそうもないようなウイルスではなくて、本当に高病原性の鳥インフルエンザもしくは新型インフルエンザが日本で確認をされたときの対応策はもう一度練っておく必要があると思います。 ぜひ、大臣、前向きな御答弁をいただきたいと思います。
それから、昨年の例でございますが、こちらは茨城県を中心に弱毒タイプのウイルスによる発生でございまして、こちらも昨年の七月に感染経路究明チームを立ち上げまして、十月の時点に一応中間取りまとめ、中間報告書が取りまとめられてございます。
こういうことを、対策を取ってまいりましたが、今、先生お話がございましたように、今年の鳥インフルエンザにつきましては、去年のものとは全くタイプの違う弱毒タイプ、症状が全く現れないというふうなものでありまして、六月に茨城県でこれが発見されまして以降、防疫指針に基づきまして早期摘発、殺処分といった蔓延防止措置を講じたところでございまして、これは、その後全国でも調査をしましたけれども、茨城県だけでありまして
今回、それとは全く違う弱毒タイプだということでございますから、そのことも含めて、今マニュアルのまた見直しということもしているわけであります。 韓国のタイプも弱毒ではありましたが、弱毒であっても、このHの5、Hの7というタイプは、鳥の間で感染を繰り返す間に強毒タイプに変わるということが知られておりますから、万全の措置を取る必要があるというふうに思っております。
それで、鶏を飼っておられる事業者の方々にも、ふだんから注意をして、その症状を確認した場合には遅滞なく届け出てくださいということで義務を課しているわけですが、今回の弱毒タイプは、注意をしておっても残念ながらなかなか症状では見分けられないというタイプであったという、そこのところに発見が遅れたというのがあったのは事実でございます。
三点目としまして、今後の防疫対応について専門家の方々の意見も聴きながら、今回の弱毒タイプをも含めた総合的な対応の充実を図るということ。 それから、四点目として、これから感染経路の究明って大事でございますから、こういったものにも努力をしたいと思っております。
それから、韓国で昨年の十二月に、先生今おっしゃいましたようにアヒルの農場で鳥インフルエンザウイルス、これは血清亜型からいたしますとH5N2の弱毒タイプということでございまして、これが発生したということであります。これは、たまたまサーベイランスを韓国政府が行っているその中で確認をされたものでありまして、その発見された即座に九千羽の殺処分をして埋却したというふうなことでございます。